あきらめない大切さ。
皆様こんにちは。求人部の田中です。
今日は“あきらめない”大切さについてお話したいと思います。
人間はとても弱い生き物ですから、壁にぶつかると、すぐに諦めたり悩んだりします。それが人間らしさといえば人間らしさなのかもしれませんが、
あの時もう少し頑張れたら、もう少し前へ進めたら、本当は乗り越えられたのかも・・。と、考える人は多いのではないでしょうか。
でも、よく考えてみると、そもそも壁というのは、本人のレベルに合わせて現れるようになっています。
その人にとって乗り越えられる壁の高さ、その人だったら突破できる壁の薄さでしか現れないようになっているのです。
例えば、もしあなたに、一週間後〝100万円〟用意しないといけない問題が発生したとします。
このくらいの金額なら、ほとんどの人が、だいたい何とかなるものです。
親兄弟や親戚にお願いしたり、友人に頼んだり、銀行やカード会社だって貸してくれるかもしれません。
意外と何とかなるレベルです。
では、一週間後に〝100億円〟用意しないといけない、という問題が起きたらどうでしょう。
これは、どうにもなりません。
その前に、このような身の丈に合わないハイレベルな問題は発生しないようになっているのです。
もうお気づきですよね。
50万、100万円くらいの壁は出現する可能性はありますが、100億円の壁は絶対に発生しません。
少し大げさな例えだったのかもしれませんが、そういうことなんです。
自分の身の丈より少し上くらいの、頑張れば何とかなるレベルでしか壁は現れないようになっているのです。
なので、もし壁(問題)にぶち当たったら、落ち着いてよく考えてみてください。
知恵を絞って、努力すれば何とかなるようになってますから。
ここで最後に、先日あるテレビ番組で紹介されていた、「二匹のカエル」のお話をさせていただきますね。
のちに調べてみると、心理学者のアドラーが好んだ寓話らしいのですが、心に残りましたのでご紹介します。
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ある日、二匹のカエルがミルクの入った壺の縁で遊んでました。
すると突然!
足を滑らせ、二匹ともミルクの壺の中に落ちてしまったのです。
一匹は、泣きながら「もう駄目だー!」と、諦めてしまい。
何もしないまま溺れてしまいます。
もう一匹は、絶対にあきらめないと決めて、必死で泳ぎました。
でも、壺の内側はミルクで滑って、なかなか思うようにつかまることは出来ません。それでも、何とかしようと思い、もがきます。手も足も必死にバタバタと動かして、一生懸命もがき続けました。
するとどうでしょう…。
ミルクが少しずつ固まってきたのでした。
なんとミルクがチーズになっていったのです。
そして、固まったチーズの上に乗ることができたカエルは、外へ飛び出すことに成功します。
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いかがでしょう。
「諦めたらゲームオーバーだ。」と、何かの漫画でも言っていたような気がしますが、そのとおりだと思います。
壁にぶち当たったり、問題を抱えてしまったら、冷静に考えてみて、出来ることを整理して、勇気を出して行動してみましょう。
やまない雨はありませんし、暗い夜でも朝はきます。
自分を信じて頑張ってみると、きっと良いことが待っているはずです。
少なくとも私たち「マダム麗奈」は、壁を登ろうとする〝あなた〟の階段になることができますし、壁を壊そうとする〝あなた〟の力にもなれます。