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東京
美しい所作と言葉づかい
こんにちは、東京店の中村です。
実は私、昔「居合(いあい)」という日本の伝統武道を習っていました。
刀を抜くその一瞬に全神経を集中させる、静けさと緊張が共存する世界です。
一見、この世界とは何の関係もないことではないかと思われそうですが、居合を通じて学んだこと、つまり“居合の所作”はここで働く女性の魅力にも深く通じているなと感じています。
第一印象が重要な役割を担うこのお仕事では“雰囲気”がとても大切ではないでしょうか。
その雰囲気をつくるのが、実は姿勢と所作。居合では、常に「肩を落として胸を張る」ことが基本です。これは単に「背筋を伸ばす」ということではなく、重心を下げて、心を静かに整えることです。
この姿勢は、仕事の場でも非常に大きな力になります。姿勢ひとつで、相手に与える印象は大きく変わるからです。
姿勢が美しいだけで、
「この人、丁寧そう」
「話しやすそう」
という印象を持ってもらえるのです。
“心の余裕”を伝える居合では、刀を抜くときも納めるときも、全ての動作が「静かで、無駄のない動き」となります。
接客でも、その一つひとつの所作に、貴女の誠実さが現れます。
▶ 早すぎず、ゆったりとした動き
▶ 姿勢を正して、お辞儀も丁寧に
▶ 肩に力を入れすぎず、でも自信を持つ
▶ 一つひとつの動作に丁寧さを込める
▶ 静かに、そして優しく微笑む
▶ 笑顔も“間”を意識する
その余裕が信頼に変わる。
これってまさに、居合の所作と同じなんです。
自分に自信がない…という方も、まずは「肩を落として、胸を張る」ことから始めてみてください。きっといろいろなものが見えてくることでしょう。