皆さんこんにちは、名古屋店柴田です。
つい先日、本調子ではないご様子のお嬢様と、ゆっくりお話をさせていただく機会がございました。
その時のお話をさせて下さい。

普段は明るく凛とした雰囲気を纏われているお嬢様ですが、その日は少しお疲れのご様子もあり、あえて急がず、穏やかな時間の中でお嬢様の言葉に耳を傾けました。

どれほど努力を重ねても、思うような結果に結びつかない時期は、どなたにも訪れるものです。
努力しても成果が現れず、思わぬ場面でつまずき、心が揺らいでしまうこともあるでしょう。
けれども、私はそうした「思うようにいかない自分」を認める瞬間こそが、実は成長への第一歩だと考えております。
なぜなら、それは「変わりたい」「もっと良くなりたい」という、内なる向上心の証にほかならないからでございます。

お嬢様は、とにかく真面目で優しく、そしてまた真面目──。
あえて二度申し上げたくなるほどに、そのお姿勢は際立っていらっしゃいます。
真面目さは信頼を得るための大切な資質であり、人を惹きつける美徳でございます。
けれど、時にはその真面目さがご自身を縛り、心を重くしてしまうこともあるのではないでしょうか。
このお仕事は人との関わりが多い分、真剣さゆえに上げ足を取られたり、理不尽な疲れを感じてしまうこともございます。

そこで私は、そっとお声をかけさせていただきました。
「遊び心も、どうぞ大切になさってください」
「深く思い詰めすぎる必要はございませんよ」

ほんの少し肩の力を抜くだけで、不思議と心が軽くなり、同じ景色もまるで違って見えることがございます。
真面目さに遊び心が加わると、それはしなやかな強さとなり、この世界で長く輝き続けるための大切な糧になると、私は信じております。

お嬢様が見せてくださった「もっと頑張りたい」「さらに上を目指したい」という真摯なお気持ちは、決して見過ごすことのできない尊い光でした。
その向上心こそが、お嬢様の魅力をより一層際立たせる源泉となるでしょう。

私は、その尊い想いを何よりも大切にし、これからも共に歩んでいけたらと心より願っております。
お嬢様がご自身らしく、そして美しく輝き続けられるよう、ささやかではございますが、これからもお傍で支えさせていただければ幸いでございます。

そして──これから面接にお越しくださる皆様へ。
どうぞ肩の力を抜いて、自然体のままでお話しくださいませ。
私たちはお一人おひとりの想いを大切に受け止め、安心して一歩を踏み出せるようお手伝いさせていただきます。